- SAYAはコシヒカリ系統の“葵の風”を父に、品質・食味ともに安定した“ヒノヒカリ”を母にもつ 福岡生まれの新品種です。
- コシヒカリ系統ならではの艶やかな光沢を持ちながらも、その食感は対極にあります。 もっちりとした粘りと甘みが特徴のコシヒカリに対して、SAYAは 「口にまとわりつかない爽やかな食感と上品な旨み」が特徴のお米です。
- 小粒でさらっと食べやすく、胃にもたれないので、女性ファンも急上昇中です!
- お茶碗によそったごはんの輝く白さとつややかさが自慢です。見た目のよさが料理を引き立て、食欲をそそります。しっかり朝ごはんを食べて、爽やかな朝を迎えるには「SAYA」がおススメです。
「SAYA」はこんなお米です消費者の「食の安全」への要求がますます高まる中、農薬・化学肥料を極力抑えた米づくりに取り組む農家にとって、SAYA(品種名:つやおとめ)はその要求に応える特性を備えた新しい品種です。だから全量「特別栽培米」。日本の稲作のルーツと言われる福岡県で、16年の歳月を経て育成された、期待の星です。 生産者が語る「SAYA」の魅力安全でおいしいお米づくりに情熱を傾ける農家が、自ら惚れ込んで作ったお米SAYA。平成21年産SAYAの収穫を迎えた生産者の生の声をお届けします。 SAYA」はこんなお米です消費者の「食の安全」への要求がますます高まる中、農薬・化学肥料を極力抑えた米づくりに取り組む農家にとって、SAYA(品種名:つやおとめ)はその要求に応える品種特性を備えた新しい品種です。だから全量「特別栽培米」。日本の稲作のルーツと言われる福岡県で、16年の歳月を経て育成された、期待の星です。
特別栽培米とは、 地域の慣行レベルに比べて、「節減対象農薬の使用回数が50%以下」「化学肥料の窒素成分量が50%以下」で栽培されたお米のことです。くわしくはこちらから。 日本の稲作のルーツここにあり!都会のイメージがある福岡県ですが、県南部は豊かな自然の中、田園地帯が広がっています。それもそのはず、福岡県は約2000年前に大陸から伝わった稲作をいち早く広めた土地なのです。
福岡市板付台地にある「板付遺跡」では、1978年に縄文末期の水田跡が発見されました。これは日本最古の稲作集落のひとつとして知られています。
SAYA(つやおとめ)はこうして生まれました西日本の気候によく合う良食味品種「ヒノヒカリ」は、近年福岡県でも急激に作付け を増やしていましたが、収穫期が長くなりすぎて、ちょうどよい収穫時期を逃してしまい、品質が低下するという状況が発生してきました。そこでヒノヒカリと収穫時期 の違う晩成の品種の開発が急がれていました。また、安全志向の高まりに対しては、虫や病気に強い品種であることが求められ、なおかつ、「おいしい」ことは不可欠でした。 つまり新品種開発の課題は、 1.晩成 2.耐病性 3.良食味 を兼ね備えていることでした。 開発者の一人 現JA全農ふくれん農産部主席主管 (元福岡県農業総合試験場場長) 今林惣一郎さん
この難しい課題をクリアするには、たいへんな困難と苦労がありました。平成3年に育成に着手しましたが、開発期間は通常でも10年を要するところを、16年かかり、やっと日の目を見ることになったのがSAYA(つやおとめ)です。時間をかけただけに、愛着もひとしおの自信作です。生産者が語る「SAYA」の魅力安全でおいしいお米づくりに情熱を傾ける農家が、自ら惚れ込んで作ったお米SAYA。 平成21年産SAYAの収穫を迎えた生産者の生の声をお届けします。 -
今年は梅雨明けが遅れたんで7月は雨ばっかだったけど、8月に入ってからはよく照ったし、昼と夜の温度差が激しかったからモミが充実して出来はすごくいいですよ。(石井隆寿さん) -
植物も人間と一緒でね、変化があった方がよく育つんですよ(笑)。 -
「SAYA」は特別栽培米だけど、ほとんど農薬って使ってないんです。だから苗を食べるジャンボタニシが大量発生するんだけど、田んぼの水管理をうまくやれば共生もできるんですよ。タニシは夜行性なので、夜間に水を抜いてやれば被害は防げるんです。ある程度稲が育つと、今度はタニシが雑草を食べてくれるんです。 「SAYA」を作って今年で4年目ですが、農薬が少ないと手間もお金もかからないから、農家にとってもありがたいですよ。(本村守之さん) -
新米は水を心持ち少なく。炊き上がってからすぐに混ぜて蒸気を逃がしてやると、ふっくら美味しくなる。牛丼なんか絶品の美味しさやね。丼ものはお米が勝負やな。 -
山井正光さんは「SAYA」を作り始めて16年ということですが、長年やってきて育て方で分かってきたことはありますか? -
いや、毎年新人やね(笑)。16年毎年天気も違うし、それによって害虫も違う。百姓をやって30年やけど、毎年、毎月、毎日、新たな気持ちで米に接してる。米作りは見極めがむずかしいんよ。水周りと害虫と天候とね。毎日田んぼに出て米に話しかけて見とらんと分からんしね。 -
最後に新米を楽しみにしている関西のお客さんにメッセージを -
16年前に自分で食べてみて「これは美味しいな」と思った。炊き上がりも真っ白で水晶米みたいに綺麗やったしね。だからこの米を信じてずっと作り続けてきたし、うちではずっとSAYAを食べてますよ。関西の方には、「美味しいからとにかく食べてください!」ですわ。食べてみんと分からんですからね(笑)。 -
JAみなみ筑後瀬高町つやおとめ研究会会長・山井正光さんと奥さんの戸巳子さん
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JA筑前あさくら特栽米委員会会長・石井隆寿さん、手嶋元介さん、林憲昭さん
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JA福岡大城特別栽培米部会会長・本村守之さんと部会員の方々
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